「北海道聖会」

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

 ご報告が遅くなりましたが、先週17日(日)~18日(月)に北海道聖会が
旭川福音教会で行われ、説教者として奉仕に参りました。前日の16日(土)の
夕方に旭川へ行きました。

 北海道教区では毎年、この9月の連休を利用して聖会が行われています。北海
道教区には札幌、芽室、旭川の3つの教会があり、持ち回りで聖会を行っている
とのことでした。そのため、日曜日の午前は私は旭川福音教会の礼拝での奉仕で
した。他の教会の方々は午前の礼拝の後、車などで会場となる旭川に駆けつけら
れました。その日の夜に聖会1、次の午前中に聖会2があり、昼食のあと、皆さ
んそれぞれ帰って行くという強行スケジュールです。3つの教会はお互いに仲が
良く、毎年この聖会を楽しみにしておられるようでした。

 聖会1の後、ユースジャムに参加した若者たちを中心にユースの集まりがあり
ました。皆さんクリスチャンホームの子どもたちで、15名ぐらいいたでしょう
か、教区にとって宝のような若者たちに存在にこちらも嬉しくなりました。

 それぞれの聖会の後、皆さんがレスポンスを聞かせてくださったのですが、そ
のなかでこんなことがありました。聖会2の後に声をかけてくださった方は、5
年前、函館で行われた超教派の聖会、渡島聖会で私が奉仕をしたときにも出席し
ておられた私たちの教団の関東の教会の信徒の方です。その方が挨拶してくださ
ったとき、私が「あのときの聖会と同じ説教でなくて良かった」と言いますと、
その方が「いえ、神さまの言葉が語られる説教は同じ説教でもいいのです。毎回
新しく恵まれますから、同じ説教でもいいのです」と真顔で言われました。説教
する側としては、今はインターネットなどで過去の説教が残っていたりして、重
ならないように気をつけながら準備するものですが、「同じ説教でもいい。毎回
新しく恵まれる」というその方の言葉に、「本当にそうだよなあ」と深く教えら
れたことでした。そして、このように言える信徒の方を育てた教会もすごいなあ
と思ったことでした。

 旭川福音教会は、写真で見ていただくと分かりますように、400坪ほどの広
い土地に会堂が建てられていて、敷地内に納骨堂もあります。冬の時期、雪かき
が大変だろうと思いました。旭川に限らず、気候が本州とは比べられないほどに
厳しい北海道にあって、教団の任命によって遣わされ、喜んで奉仕をしておられ
る先生方にいつも頭が下がる思いでおりました。その思いを先生方に伝えること
ができたことは今回の奉仕で私にとっては一番嬉しいことでした。

 もう一つ楽しみにしていたのは食事です。今回、旭川の駅近くのホテルに泊め
ていただきました。初日の夜、何か北海道の美味しい海鮮系でもと思ったのです
が、ホテルの目の前に「らーめん山頭火」の本店があり、夜にもかかわらず行列
が出て来ていましたので、「ここで食べないわけにはいかないと思い、看板メニ
ューの「しおらーめん」をいただきました。“しお”なのにこってり系でしたが、
とってもおいしかったです。また、帰りの新千歳空港でも、今度こそ海鮮系をと
最初は考えていたのですが、フライトまで時間がなくて、夕食は再びラーメンを
食べました。こちらも美味しかったです。海鮮系はまたつぎの機会にいたします。
 皆さまのお祈りを感謝いたします。