あの日から10年となりました。しばらく前から、地元のテレビなどではずっと震災関連の番組をやっていますので、当時のことを思い出しながら、この数週間を過ごしています。夕方から小雪が舞ったあの日とは異なり、今日は朝から気持ちの良い天気となりました。
先週6日(土)に、復興道路と呼ばれる三陸自動車道の宮城県部分が全線開通し、仙台から岩手県宮古まで3時間半で行けるようになりました。この復興道路を使って、もう一度、陸前高田市や南三陸町に行きたい、と思っていましたが、明日からの教団総会に備えて、遠出は諦めました。もう少し落ち着きましたら、それらの地域に行ってみたいと思っています。
今日は、この日を逃すとなかなか行けないと思い、震災後、しばらく続けて訪問しておりました若林区のOさんのお宅に行ってきました。2年8ヶ月ぶりになります。Oさんのご主人も、また89歳になるというおばあちゃまもお元気でした。特に、庭の松の木が青々としているのに驚きました。
せっかくなので、近くの荒浜小学校と海岸にも立ち寄りました。震災遺構となっている荒浜小学校には、2018年6月の北日本教職セミナーのとき、北日本ブロックの先生方と一緒に訪れました。そのとき以来となります。今日は午前中に行きましたが、3月11日ということで、普段よりも多くの方が見学に来ていたようです。
この10年間の主の助け、そして皆さんのお祈りとお支えを心より感謝いたします。
「主は今に至るまでわれわれを助けられた」と言って、その名をエベネゼルと名づけた。(サムエル記上7章12節)