２０１４年９月２３日（火）

「東京スカイツリー」

　２１日（日）は、私が担当している教区の教会での礼拝奉仕のため、朝６時半過ぎのバスで出かけました。東京まで、新幹線で結構近いので、その日の朝に出ても間に合います。礼拝が終わると、昼食の前に交わり会があって、それぞれメッセージに対する応答を一言ずつ話されました。私など牧師を含めて１７名の方々が残られたでしょうか。８月末に伺った教会もそうでしたが、信徒の方々の説教に対する応答がどれも適確で、こちらが語ったことに対して、その要点を受け止めて素直にレスポンスをされました。やはり、普段から説教によって信仰が養われているからなのでしょう。その応答力に、とても感銘を受けました。
　昼食をいただいた後、同じ教区にある教会の先生のところへ行き、少しお話しました。いずれも、こちらが予定していたよりも早く終わったため、思っていたよりも早く用事が済んでしまいました。本当ならば、たとえ月曜日に教団本部で用事があっても、仙台まで十分に帰ることができる時間なのですが、交通費がかかるため、月曜日や火曜日の奉仕のためにそのまま東京に残ることになります。教団の奉仕をされる先生方は、関東におられる先生方が多いので、あまりこのあたりはご理解いただけないのですが、一つの奉仕が終わったら自宅に帰ってリラックスする、ということができないのは、案外大変なことです。
　今回は、それならばと、まだ一度も行ったことのない東京スカイツリーへ行くことにしました。スカイツリーの周りを、写真を撮りながらゆっくりと２周ぐらいしたでしょうか。展望台に上るにはちょっと値段が高いのでやめて、その代わり、みんながおいしそうに食べているソフトクリームを食べました（どこへ行ってもソフトクリームを食べてる！と思うでしょうか）。「牧場ソフト」というのを食べたのですが、何と味が薄いこと！　一週間前、クリスチャンミーティングの帰りに東北道の長者原サービスエリアで食べたソフトクリームに比べたら、あまりに味が薄くて水のようでした。東京の人は、こんなので満足するんだろうか？値段もこっちのほうが高いのに……と思ったことでした。ただ、スカイツリーの周りを風に吹かれながらゆっくりと散歩できたので良かったです。日曜日に、私のようにスーツ姿で散歩しているような人はあまりいませんでしたが。
　聖書学院に泊まり、２２日（月）はＳＨ防止相談室と人権対策室による公開セミナーが開かれました。「ステップ」というＮＰＯ法人を立ち上げ、ＤＶ被害者や加害者の相談にのり、更正プログラムなど行っている栗原加世美氏が講師として来られ、お話をしてくださいました。非常に興味深い、そして有意義な学びとなりました。せっかくの学び、一部の牧師だけでなく全ての牧師が、しかもこれを他人の事柄としてではなく、自分自身に関わる事柄として聴くべきではないか、と思わされたことでした。
　セミナーが終わり、昨日は夕食前には帰ってきました。いつもお祈りを感謝いたします。

牧師の日誌　２０１４年へ戻る

トップページへ戻る