2014年8月7日(木)

「いわき市訪問」

 今日は木曜祈祷会をお休みして、有志にて福島県いわき市を訪問しました。8年前にM兄ご夫妻がお仕事のためにそちらに転居され、今年2月にはT姉が同じいわき市に転居されました。そこで、この夏の休みの期間を利用して、2軒のお宅を訪問しました。最初に、T姉が入居しておられる素晴らしい施設を訪れ、昼食を一緒にさせていただきました。温泉をはじめ、いろいろなものが整っている施設で、T姉ご夫妻が良い環境のもとで生活をしておられる様子を伺うことができました。
 そこから車で約30分ほどの同じ市内に、M兄ご夫妻のお宅があります。目の前に公園があり、そこから下を眺めると、震災で避難して来られた方々の仮設住宅が多く並んでいました。また、M兄宅のすぐ裏にも、別の仮設住宅が建っていました。いわき市は、福島原発に近い楢葉町などから避難して来られた方々が多く移り住んでおられるとのこと。この焼けるような暑さの中、どんな思いでおられることでしょう。仙台に住む私たちとは違う、震災の痛みを目の当たりにする思いでした。
 M兄のお宅では、家の裏に立てたアトリエにお邪魔し、歓談のときを持たせていただきました。広い敷地にゆったりとした空間。私たちの教会も……と、何かにつけ、新会堂と結び付けて考えてしまう私たちでした。
 このいわき市まで、途中サービスエリアを何カ所が立ち寄りながらでしたから、今朝は3時間半かかりましたが、来年のゴールデンウィークの頃には常磐道が開通し、仙台から1時間半くらいで行くことができるとのこと。そのぐらいの近さになれば、もっと訪れることができるのではないかと思っています。
 雨にも守られ、元気に帰ってくることができました。いつもお祈りを感謝いたします。

T姉の入居先
M兄姉宅前の公園にて
仮設住宅

M兄姉宅
アトリエ
温かいおもてなしを感謝します


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