２０１４年３月９日（日）

「築館教会礼拝～南三陸町訪問」

　今日は私は築館教会の礼拝奉仕でした。久しぶりに高校生のＯくんに会うことができ、感謝でした。私を含めて７名の礼拝でした。昼食のあと、大震災から３年になるこの期間を振り返って、それぞれ一言ずつ、思わされていることを分かち合いました。みんな悩みながら、苦闘しながらの３年間だったようです。
　築館教会の奉仕を終えて、今日は２年前の１月に訪問した南三陸町に行ってきました。２回目です。防災対策庁舎で無線を使って最後まで避難を呼びかけて犠牲になった女性職員のことで知られている、あの建物はまだ残っていました。幾つかのテレビ局が取材に来ていました。２年前には残っていた建物やがれきなどはほとんどなくなっていました。残っていたのは、吉野会館という大きな建物でした。この建物の向かい側には、多くの方が犠牲になった公立志津川病院があったのですが（７の写真が２年前に訪問したときの写真で、６は今日の写真）、今は完全に取り壊され、かさ上げのために土が盛られていました。少しずつ、かさ上げのための土盛りがなされているようでした。
　また、仮設商店街が並ぶ「南三陸さんさん商店街」にも立ち寄りました。私と同じような被災地見学の方々が来ておられましたが、それでも、人は少ないなあというのが正直な印象でした。被災地の復興の厳しい現実を見たような思いです。
　今週火曜日の３月１１日は、教団の会議がズレたため、予定があきました。娘と一緒に、石巻や女川あたりを行こうかと話しています。被災地のことを忘れないように、現在の姿を見てきたいと思います。
　いつもお祈りを感謝いたします。

防災対策庁舎		訪問者もまだらになりました

２年前の志津川病院		志津川の町（遠くに防災庁舎が見えます）