2013年11月24日(日)

「築館訪問」

 今日は築館教会の礼拝での奉仕でした。8月末に先生が転任されてから3ヶ月 が経とうとしていますが、私が築館教会の礼拝に行くのはそれ以降で初めてでし た。私を含めて6名の礼拝で、ひとりの求道者の方が3ヶ月ぶりに出席されまし た。ちなみに、先週は教会員の方一人での礼拝だったとのことです。
 昼食後、おもだった方々と今後のことを時間をかけて話し合いました。それぞ れの方々の思いをじっくりとお聞きするときが与えられ、とても良いときを持つ ことができました。
 牧師不足という教団全体のことを考えると、現在の状況になったことを十分に 理解できます。その一方で、仙台教会の牧師としては、現在のような状況になっ ていることをとても悲しく思います。そして、築館教会の皆さんを何とか助けて 差し上げたいという思いになりました。クリスマスには、小さな祝会をしようと 話し合いました。
 礼拝では、マタイ15:21~28のツロ・フェニキヤの女性の娘の癒しの物 語の話をしました。主の恵みは食卓からこぼれ落ちるほど豊かで、小犬に過ぎな い異邦人にも注がれるはずだ、という彼女の求めに答えて下さった主イエスの恵 みと憐れみを味わいました。築館教会でココの箇所を読んでいると、それが自分 たちの姿と重なってくるようで、いっそう味わい深いものとなりました。これか らの歩みにおいて、あふれ出る主の豊かな恵みと支えがあるようにと祈っていま す。小さな群れのためにお祈り下さり、感謝いたします。
 昼食のときは、楽天イーグルスの日本一の話で大いに盛り上がりました。「本 当は、今日の優勝パレードに行きたかったねえ」という意見で一致しました。築 館にはとても熱心なファンがいて、昨日のファン感謝デーにはスタジアムに行っ て、選手たちと握手してきたとのこと。私がパ・リーグ優勝を決めたときに記念 の帽子を買ったことが家内を通して伝わっていて、「日本一になった帽子は買わ ないのですか?」と問われ、「本当は買いたいんだけど、かぶりもしない帽子を 2つも買っては、『もったいない!』と言われるぐらいでは済まなくなるので、 何とか我慢しているのです」と答えて、みんなで大笑いしました。
 仙台に戻ってくると、クリスマスの看板が取り付けられていました。今日は仙 台ではクリスマス前の教会清掃の日でした。朝、娘たちからは「教会清掃の日は、 お父さんいつもいないねえ」と、なんだか掃除をさぼっているような言い方をさ れました。確かに、一緒にワックスがけをして汗を流すのがとても楽しいのです が、午後に委員会などがない日のほうが福島教会や築館教会に行きやすいため、 どうしてもこうなってしまいます。
 でも、皆さんがすっかりきれいにして下さいました。私は掃除もしていないの に、昼食に出た芋煮をいただきました。この秋は一度も食べませんでしたから、 今年初めての芋煮でした。いつもながら、とってもおいしかったです。



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