再び限定した礼拝に

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

 ご無沙汰しております。この日誌は2ヶ月ぶりとなりました。昨年、コロナの感染が落ち着いて来た9月の終わりから約4ヶ月にわたり、集まる礼拝を続けていました。チャペル内の人数を上限35名としておりました。12月19日のクリスマス礼拝では、献堂記念礼拝以降で最も多い32名の出席者がありました。
 けれども今年に入り、再び新規感染者数が急増し、昨日の礼拝から、再び限定した礼拝となってしまいました。集まる礼拝が軌道に乗り始めていたところで、再び制限せざるを得ず、集っていた方々だけではなく、YouTubeによる同時礼拝をささげていた方々も、出席者がほとんどいないチャペルの様子はとても寂しく感じられたようです。ある方は、11年前のあの大震災のときのことを思い出したとのことでした。あのとき、地震で散乱した家の中の片付けがようやく終わった頃、一ヶ月後に再び大きな地震に見舞われ、せっかく片付けたものがまた同じような状態になってしまった、心が折れるようなあのときの思いが甦ったということでした。本当にそうですね。同じようなことを何度も繰り返さなければならないのは、なかなかきついものです。

 ただ、私としては、そのようにリモートでの礼拝であるにもかかわらず、自分もチャペルの中に座っているかのように、一緒になって礼拝をささげておられる方々が多くおられることを思って、とても励まされる思いがしております。今回が最後になって欲しいと願いつつ、ネットの向こうで心を合わせて礼拝をささげておられる教会の皆さんのことを思い浮かべながら、礼拝の奉仕を続けたいと思います。
 なお、各地でそのようですが、今年は雪が降る日が多く、年末から年始にかけて、毎日のように雪かきをしたことでした。昨年の冬はほとんど雪かきはしなかったのですが、今年は広くなった駐車場の雪かきを何度もしています。
 いろいろな意味で、ことさら春が待ち遠しく感じられる冬となっています。いつもお祈りを感謝いたします。

手作りの手毬が温かさを醸し出しています
広くなった駐車場