「秋の連休」

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

 この四連休に合わせて、二人の娘が帰省しました。下の娘は3月に上京して以
来、初めての帰省となりました。ゴールデンウィークもお盆休みも、東京の新規
感染者数がかなり多い時期だったので、帰ってくるのを控えてもらいました。そ
の後、感染者数が低下傾向になり、公共交通機関も万全の対策が取られるように
なったことから、6ヶ月ぶりに帰ってくることができました。久しぶりに家族4
人で過ごすことができました。嬉しい連休となりました。
 昨日は、休日にもかかわらず、音響工事のために築館のS兄とサポートのH兄が作業をしてくださいました。お世話役として、K姉が手伝ってくださいました。それぞれご奉仕を感謝いたします。まだもう少し残っていますが、全ての工事が守られるように、どうぞお祈りください。
 業者の方も、昨日と今日、内装工事の方が黙々と作業をしておられました。1階の床シート貼りが終わり、今日は2階の礼拝堂以外の部屋の床にシートが貼られました。
 私は、昨日から今日にかけて、DIY作業をしました。一つは、親子室に使いたいとの要望を受けて、古い長椅子のリメイクをしました。これは最初の会堂で使われていた長椅子です。今の会堂では、小会議室や中高生の分級室などに残っていました。もう50年以上使われてきたのでしょうか。新会堂を建築するにあたり、何もかも新しくしてしまうのではなく、教会の歴史を受け継いでいく意味でも、かつて使用していたものを何か残せないだろうかと思っていました。その一つが、最初の会堂で使用していた長椅子です。すでに2つ、ゴールデンウィークの頃でしょうか、こっそりとリメイクしておりました。これは新しい会堂の玄関脇に、ちょっと腰掛けるベンチとして利用します。また2階のホワイエにも、同じように使用する予定です。今は小会議室などに置いてありますが、それを見つけた方が、親子室にもこれが欲しい、と言われましたので、もう一脚リメイクしました。
 もう一つ、講壇に設置しているパーテーションを新しくしました。新会堂に移るにあたり、このままでは難しいなあ、なんとかしなければなあと思っていました。新型コロナウイルスの感染が広がり始めたとき、近くのホームセンターでア
クリル板を買って来て、ちょうどよいスタンドがないためにレンガを積み上げて固定しておりました。しかし、時間とともに、少しずつ傾き出しています。厚さが3㎜あるため、結構な重さがあり、その自分の重さによって傾いてしますようです。特に、私の身長に合わせて特別サイズ(910㎜×910㎜)であるため、余計大変なようです。また、せっかくの新しい礼拝堂で、同じようにレンガで固定するのも見栄えがよくないなあと思い、スタンドを作ることにしました。
 ちょっと遠いところにある大きなホームセンターに行くと、近くのホームセンターにはない品揃えでした。そこには、本当のアクリル板がありました。今使っているのは、実はアクリル板ではなく、塩ビ板と呼ばれるものです。両者を比べると、アクリル板のほうが透明度が高いとのことで、3㎜よりも薄い2㎜のものがあったため、今のよりもかなり軽いものがありました。せっかくなので、このアクリル板を新しく購入し、枠をつけ、スタンドを作って設置しました。これならば、新会堂でも使えるかなと思います。
 家内は連日引っ越しの準備です。あと1ヶ月ほどで完成します。最後まで、工事が守られますようどうぞお祈りください。いつもお支えとお祈りを感謝いたします。

 2階 ホワイエ
親子室
小トイレ
背もたれをカット
リメイク
これまでのパーテーション(塩ビ)
重みで歪みが
アクリル板
透明度の違いが明確
歪みなし