「弘前教会での元旦礼拝」

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

 新しい年を迎えました。仙台教会では、今年は元旦礼拝を行わないことになりました。そこで、私は兼任しております弘前教会の元旦礼拝の奉仕に行ってきました。いつもクリスマスやイースターなど、大切な日曜日には絶対に行くことがで きず、弘前の方々に寂しい思いをさせておりますので、せめて、仙台で礼拝奉 仕がない、元旦礼拝ぐらい行って差し上げたいと思い、実現しました。
 いつもはその日の始発の新幹線で行くのですが、冬の期間は前日から行くこと になります。昨日の大晦日の夜に弘前に参りました。弘前は雪景色でした。教会 のすぐ近くのホテルに泊めていただきました。そのホテルの近くには、写真にあ りますように、日本キリスト教団弘前教会があります。この教会は、明治時代の 初期に設立された東北最古のプロテスタント教会で、初代日本人牧師は、中田重 治の恩師である本多庸一です。中田重治も幼い頃、母や兄たちとこの教会に通っています。この古い建物は県の重要文化財に指定されていて、平日の昼間は教会の中に入って見学することもできます。以前、昼間に訪れたことがありますが、今回、夜のライトアップされた姿を見ることができました。
 弘前では、今日(元日)の朝も雪が降っており、ホテルの9階のレストランからは雪に覆われた街を眺めることができました。弘前では、この程度の雪はまだ「かわいいもの」ということで、皆さん元気に礼拝においでになりました。お正月ということもあり、離れて暮らすご家族が帰省されていて、普段の倍近い、26名の礼拝でした。常駐牧師がいない中で、この一年も弘前教会の礼拝を主が祝福してくださるようにと願います。
 仙台では、いよいよ会堂建築へと進みます。少し、予定が遅れており、着工は3月にズレ混みそうですが、主が一歩一歩を導いてくださるようにと皆で祈っています。いつもお祈りとお支えを感謝いたします。

昨夜の弘前駅のホーム
日本キリスト教団
弘前教会
今朝のレストランからの眺め
今朝の弘前教会