「台風明けのクリスチャンミーティング」

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

台風19号の影響で、13日(日)の午後から14日(月)にかけての教区クリスチャンミーティングの開催が危ぶまれましたが、なんとか可能なのではない かということで、行われることになりました。
 13日(日)午後、私たちの教会から会場の「みどりの郷」に向けて出発しよ うとしていたとき、講師の先生から連絡があり、「東北新幹線がストップしてい るので、これから車で向かいます」とのこと。その時点では、東北自動車道も通 行止め区間があり、東京からはとても来ることができないので、教区長の大前先 生と相談し、「それほどまでしておいでいただくのは申し訳ないので、大変申し 訳ないのですが、今回は来ていただかなくて結構です」と心からお詫びして、お 断りしました。
 私たちも午後1時過ぎに教会を出発しましたが、高速道路は古川ICまでは通 行止め、一般道も通行止めの箇所があり、その迂回路が大渋滞で、通常ならば1 時間40分ぐらいで行けるところ、倍以上の約4時間かけて到着しました。
 このため、予定していた最初のプログラムは中止となり、夕食から始まりまし た。そして、ピンチヒッターの講師として、教区長の大前信夫先生が2回のメッ セージを語ってくださいました。このようなハプニングだからこそ、大前先生の メッセージをお聞きすることができ、豊かな恵みをいただきました。
 築館教会のK姉も最初の集会に出席され、証しをしてくださいました。「許さ れるかぎり、築館教会で信仰生活を続けたい」との言葉が心に残りました。
 この2日間、テレビのニュースを見ていませんでしたが、家に戻ってきた後、 テレビをつけて、日本各地で、台風の被害がすごく大きかったのですね。昨日、 迂回路を通っているときも、浸水したであろう地域が幾つもありました。報道は されてない、けれども被災した地域、住民の方々が実に多くおられるのだと思い ました。
 年に一度の東北教区の大切な集会をこのような形で無事に行うことができたの は、主の憐れみだったと思いました。いつもお祈りを感謝いたします。