「サイレント・リトリート」

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

 29日(月)から今日31日(水)まで、那須町にある修道院の祈りの家でサイレント・リトリートが行われました。今回は初めてでしょうか、3日間、晴天に恵まれ、一度も雨が降りませんでした。30名近くの牧師・伝道師などが集まりました。このリトリートのいいところは、どこの教団、教会で奉仕しているなどの肩書きは一切紹介し合うことなく、それぞれ自分で自由に付けた名前で呼び合うことになっています。ですから、お互いの本名も知らないことになっています。もちろん、知っている牧師も参加していることがありますが、普段の話などはしません。ちなみに、今回の私の名前は「イーグルスさん」。絶好調ですからね。「ベイさん」と名乗る方もおられました。「日本シリーズで会いましょう」と挨拶しましたが、「ウチは無理です」とのこと。 

 静まりの中で、み言葉を黙想し、この半年ほどを振り返る時間を過ごしました。心の疲れが癒される、本当に良いときとなりました。4月からのずっとの疲れがとても軽くなりました。やっと心身の状態が戻ってきた、そんな感じです。

 佐藤牧師は、静まりのリトリートばっかりに参加している、と思われるかもしれませんが、忙しかったり疲れていたりするときこそ、この静まりの時が必要です。少なくとも、私の場合はこの休息がなければ、牧師としての働きを続けることができません。教会の皆さんのご理解、寛容、忍耐のお陰で参加させていただいております。
 1年に一度、8泊9日の長いリトリートが裾野市の修道院で行われています。今年はちょっと無理ですが、できれば来年、参加したいと願い、状況が整えられるようにと祈っております。
 いつもお祈りを感謝いたします。