この10月末で新会堂ができてから3年になるのに合わせて、教会内覧会、オープンチャーチを昨日28日(土)~29日(日)にかけて行いました。本当は会堂完成直後に行いたかったのですが、3年前はコロナのまっただ中で、礼拝に集まることさえままならず、一般の方々にも広く開放して地域の方々に来ていただくことができませんでした。5月の5類以降を受けて、ついに内覧会としてのオープンチャーチを行うことができました。天候が危ぶまれましたが、予定しておりました時間内は雨は降らず、無事に最後まで行うことができました。

 一般の方々が教会に足を踏み入れることはなかなか難しいものと思いますが、教会周辺に久しぶりにチラシを配付し、関係者の方々をお誘いしたことにより、教会の近くに住んでおられる方、南光幼稚園に関係する方々、教会員のご家族やお友達など、いろんな方々に来ていただくことができました。とても嬉しく感謝しました。礼拝堂を始め、多目的室などの各部屋を見ていただくとともに、多目的室では新会堂ができるまでの教会の歴史を紹介する動画を映し続けました。教会の雰囲気がそれによって伝わったのではないかと思います。普段集っている私たちには分からないのですが、何人かの方が「新築らしい木の香りがすごくする」と言われました。特に、礼拝堂の空間の広さや雰囲気を喜んでくださる方が多くおられました。また、駐車場では、子どもたちのためにスーパーボールすくいと綿菓子作りをしました。祈りつつ、時間をかけて準備をしてきましたが、実施することができて本当に良かったなあと思います。教会に足を踏み入れた方々が、また次の機会においでになることを願っております。新会堂にとってはこれが第一歩、これからも地域に開かれた教会としての働きをさせていただきたいと思います。背後のご奉仕、またお祈りに心より感謝いたします。

 ご報告が遅くなりましたが、先週17日(日)~18日(月)に北海道聖会が
旭川福音教会で行われ、説教者として奉仕に参りました。前日の16日(土)の
夕方に旭川へ行きました。

 北海道教区では毎年、この9月の連休を利用して聖会が行われています。北海
道教区には札幌、芽室、旭川の3つの教会があり、持ち回りで聖会を行っている
とのことでした。そのため、日曜日の午前は私は旭川福音教会の礼拝での奉仕で
した。他の教会の方々は午前の礼拝の後、車などで会場となる旭川に駆けつけら
れました。その日の夜に聖会1、次の午前中に聖会2があり、昼食のあと、皆さ
んそれぞれ帰って行くという強行スケジュールです。3つの教会はお互いに仲が
良く、毎年この聖会を楽しみにしておられるようでした。

 聖会1の後、ユースジャムに参加した若者たちを中心にユースの集まりがあり
ました。皆さんクリスチャンホームの子どもたちで、15名ぐらいいたでしょう
か、教区にとって宝のような若者たちに存在にこちらも嬉しくなりました。

 それぞれの聖会の後、皆さんがレスポンスを聞かせてくださったのですが、そ
のなかでこんなことがありました。聖会2の後に声をかけてくださった方は、5
年前、函館で行われた超教派の聖会、渡島聖会で私が奉仕をしたときにも出席し
ておられた私たちの教団の関東の教会の信徒の方です。その方が挨拶してくださ
ったとき、私が「あのときの聖会と同じ説教でなくて良かった」と言いますと、
その方が「いえ、神さまの言葉が語られる説教は同じ説教でもいいのです。毎回
新しく恵まれますから、同じ説教でもいいのです」と真顔で言われました。説教
する側としては、今はインターネットなどで過去の説教が残っていたりして、重
ならないように気をつけながら準備するものですが、「同じ説教でもいい。毎回
新しく恵まれる」というその方の言葉に、「本当にそうだよなあ」と深く教えら
れたことでした。そして、このように言える信徒の方を育てた教会もすごいなあ
と思ったことでした。

 旭川福音教会は、写真で見ていただくと分かりますように、400坪ほどの広
い土地に会堂が建てられていて、敷地内に納骨堂もあります。冬の時期、雪かき
が大変だろうと思いました。旭川に限らず、気候が本州とは比べられないほどに
厳しい北海道にあって、教団の任命によって遣わされ、喜んで奉仕をしておられ
る先生方にいつも頭が下がる思いでおりました。その思いを先生方に伝えること
ができたことは今回の奉仕で私にとっては一番嬉しいことでした。

 もう一つ楽しみにしていたのは食事です。今回、旭川の駅近くのホテルに泊め
ていただきました。初日の夜、何か北海道の美味しい海鮮系でもと思ったのです
が、ホテルの目の前に「らーめん山頭火」の本店があり、夜にもかかわらず行列
が出て来ていましたので、「ここで食べないわけにはいかないと思い、看板メニ
ューの「しおらーめん」をいただきました。“しお”なのにこってり系でしたが、
とってもおいしかったです。また、帰りの新千歳空港でも、今度こそ海鮮系をと
最初は考えていたのですが、フライトまで時間がなくて、夕食は再びラーメンを
食べました。こちらも美味しかったです。海鮮系はまたつぎの機会にいたします。
 皆さまのお祈りを感謝いたします。

 4日間のユースジャム2023を終えて、N姉と二人で無事に帰ってきました。たくさんの恵みをいただきました。お祈りを感謝いたします。帰る前、日帰りで参加した私の娘にカルチャー棟をバックにして二人の写真を撮ってもらいました。対面式のユースジャムは7年ぶり、私がオリンピックセンターを利用したのは2019年10月の教区長会議以来だと思いますが、館内はやっとWi-Fiが使えるようになり、猛暑のせいか冷房もよく効いていて、快適に過ごすことができました。最寄り駅の小田急の参宮橋駅も改装されてキレイになっていました。帰り、東京駅でN姉が東京駅を外から見たことがないということで、駅舎を背景に写真を撮りました。夕方で少し涼しくなっていたので助かりました。
 帰り着くと、兼牧している別府教会から、教会の庭で収穫されたぶどうが届いていました。数十年前に父が植えた苗が育ち、農林水産研究指導センター(?)に務めていた教会員の方が丁寧に管理してくださって、この数年、見事な実を結んでいます。同封されていた手紙には、ヨハネによる福音書15章の聖句が記されていました。

「私はぶどうの木、
あなたがたはその枝である。
人が私につながっており、
私もその人につながっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ。
私を離れては、
あなたがたは何もできないからである。」

 ユースジャムの最終日、講師の先生が語られたことは、このユースジャムで受けた恵みが実を結んでいくために、教会につながり、礼拝につながり、御言葉を読み続けよう、ということでした。「とりあえず、まず明後日の礼拝に絶対に教会に行こう!」と具体的に語ってくださいました。今日の礼拝、全国の若者たちが礼拝に出席しただろうか、私が担当したグループの中学生が教会に行っただろ
か、と思いながら、三沢教会の礼拝にオンラインで合流させていただきました。そう、私は昨日から一週間の夏休みをいただいているため、今日の礼拝は三沢教会の礼拝に合流させていただきました。このようにできるのは、コロナの恵みの一つです。
 ユースジャムでコロナに感染された方が出て、私も体調に気をつけながら過ごしていますが、今のところ大丈夫そうです。お祈りを感謝いたします。今週のお休みは、仙台育英の二連覇に向けて応援しようと思います。 
 暑さがまだまだ続きますが、皆さんどうぞお元気でお過ごしください。

S師、N姉と
参宮橋駅
東京駅
別府教会・ぶどう棚
豊かな実

 お祈りを感謝いたします。15日から教団のユースジャム2023に参加するために代々木のオリンピックセンターに来ています。一緒に参加しているN姉も元気にしています。こっちに来て、仙台にいる他教会に籍のある若者二人、F兄とW兄に会いました。「なんだ、参加してたの? 休みが取れて良かったね」と話しました。
 私は中学生1年生と2年生の男の子5人のグループを担当しています。この写真の後ろ姿の男の子たちです。もう一人の方と一緒にグループリーダーをしています。暑さでいつもの頭痛が出たりしていますが、それでもとても楽しく過ごしています。
 お祈りを感謝いたします。

 今日(4/3)お昼前、近くの郵便ポストまで葉書を出しに行こうと歩いて行きました。暖かな春の陽射しのもと、気持ちの良い青空が広がっていました。近くの小松島公園では見事に桜が満開を迎えていました。すぐ近くの小松島公園で、こんな見事な桜を見ることができるなんて、思いもしませんでした。このしばらくの間、桜の花を楽しむ心の余裕などありませんでした。3月で教団の奉仕が終わり、今は春休みを迎えているような感じがしています。心も体もこんなにゆったりとした気持ちで過ごすことができるなんて、まさに春休みの中にいるようでうれしくなりました。いつもお祈りとお支えを感謝いたします。

 今日は礼拝後、久しぶりに墓前祈祷会に行ってきました。礼拝直後は曇りだったのですが、教会を出る頃には霧雨となり、みやぎ霊園も霧雨の状態でした。それでも、ずっと気になっていた松の木をカットしていただき、すっきりしました。
 30分ほどで切り上げましたが、皆さん雨にぬれて大丈夫だったでしょうか。ご奉仕を感謝いたします。
 また、教会の駐車場の奥にある自動車整備工場の空き家の建物がずっとそのままになっていましたが、8月下旬に解体工事が行われました。この場所がこれからどうなるのか、まだ分かりませんが、トタンが台風で飛んだりなどの危険が心配されていましたので、安心しました。
 コロナの感染者数がまだまだ高く、チャペル内20名の制限をなかなか解除できない状態ですが、主がそれぞれの場所での礼拝を豊かに祝福してくださるようにと切に祈っております。

 今週は夏季休暇をいただいております(8/11~17)。特別にどこかへ行くわけではなく仙台におりますが、先週は“独り静まり”の時として、「イグナチオの霊操」を学びながら、静まりと振り返りをしながら、豊かな時を過ごしました。
 今日の礼拝は、私たちの教会は三沢教会の礼拝YouTubeに合流させていただきました。多くの方はご自宅での礼拝となりましたが、教会に出席された方は、多目的室でプロジェクターで一緒に視聴しました。教会員のご夫妻が最初から最後までご奉仕をしてくださるということでしたのでお任せして、私は久しぶりに研修を兼ねて、他教団の礼拝に出席いたしました。仙台市内の街中にある、定禅寺通と晩翠通が交差する四つ角にある日本聖公会仙台基督教会です。2014年に献堂されたレンガ造りの綺麗な教会堂です。カトリック教会のミサには2、3回出席したことがありますが、聖公会の礼拝は初めてでした。聖餐式が中心の礼拝ですが、私たちの礼拝とは多くの異なる点があり、貴重な学びの時となりました。たとえば、聖書が朗読されるとき、(カトリック教会など伝統的な教会はそうされるようですが)「旧約聖書」、「詩編」、「使徒書」(新約聖書のうち福音書を除く書物の総称)、そして「福音書」の各カテゴリーから一箇所ずつ読まれ、特に福音書が朗読されるとき、それを朗読される主教が会衆席に降りて来て、それまで着席していた会衆が起立してそれに聞く、ということがなされました。福音書にある主イエスの言葉が読まれるということは、それが神の言葉であるゆえに、私たちは起立して聴く、ということでした。そのほか、信仰告白として使徒信条ではなくニケア信経が読まれ、祈祷書を用いて司式者が祈るだけでなく、会衆も祈りに参加したり、非常に興味深い礼拝でした。ちょうど、先日読んだ『礼拝改革試論』という本の中で、「信徒が座ってばかりの受け身の礼拝ではなく、もっと礼拝に参画するような工夫をしてはどうだろうか」という提案がなされていて、良い参考になりました。
 そのように、いつもの礼拝と勝手が違ってドキドキしていたのでしょう、身につけていたスマートウォッチに心拍数を計測する機能が付いているのですが、陪餐が始まろうとしていたとき、「異常心拍数を検知しました」ということでアラート(警告)が出ました!(笑)。幸い、音は鳴りませんでしたが、振動でそれを知らせ続けるので、深呼吸をすることによってストップさせることができました。緊張していたんですね。きっと、初めて教会においでになるような方は、とても緊張しながら礼拝に出席しておられるのだろうと思います。
 その聖餐式ですが、カトリック教会のミサは、プロテスタントの私たちは陪餐できませんでしたが、聖公会の場合、私も聖餐にあずかることができました。受付の方に2回ほど確認しましたが、「大丈夫です」とのこと。ただ、「一種陪餐です」と言われて、一瞬「?」となりましたが、すぐに思い出して、「パン(ホスチア)だけ」ということを理解しました。
 伝統に深く根ざした霊性豊かな礼拝に出席させていただき、「またこの礼拝に出席したいなあ」という何とも言えない思いに包まれて帰ってきました。

 新会堂が完成して、1年が経過しましたが、これまでコロナによる礼拝出席の制限などのために、教会外の方々に「どうぞおいでください」という案内を積極的に行うことはずっと控えておりました。
 そのような中、人数を制限しながらですが、集まる礼拝を再開し、また礼拝堂の換気などの対応も軌道に乗ってきたことから、写真にありますような礼拝のお知らせを出すようにしました。実は、少し前に、「礼拝に行きたいのですが」というお電話をいただいたのですが、残念ながら、その方はまだおいでになってお
りません。一般の方々、初めての方にとっては、教会の敷居は高いのだろうなあと改めて思います。そのような方々にとって少しでも敷居が低くなるように、入りやすく感じていただけるように、教会の玄関にこのような案内ボードを設置しました。両面が使用できるボードになっておりまして、土曜日には「明日」と記
し、日曜日には「本日」と記しています。教会はさすがに、「営業中」などという看板を出すわけにはいきませんので、このボードを出しておくことによって、「あっ、この教会やってるんだ」と道行く人にも分かっていただけるだろうと思います。
 このようにしたのは、会堂建築を前にして役員会で学んだ、『もっと教会を行きやすくする本』という題名の本の中に、新会堂が完成したら実施したいと思っていた様々なヒントがありました。その一つが、この礼拝のウェルカムボードでした。
 これ以外にも、新来者用の聖書と新聖歌に、それぞれ「今日の聖書(みことば)」、「今日のさんび」、「交読文」などの栞を入れるようにしました。これまでも分かるようにと栞をその箇所に挟んでいたのですが、ただの栞では、新来者にはよく分からないようでしたので、ハッキリと分かるように、そのような栞を挟むようにしました。
 新会堂が用いられ、新しい方々が教会に集うようになって欲しいなあと思います。きっと、このような案内ボードを設置することによって、迎える私たちの側の意識が整えられて、外に目が向けられt、「新しい方々を送ってください」という祈りがさらに生まれてくることでしょう。主のみわざに期待したいと思います。
 いつもお祈りをありがとうございます。

 毎年6月になりますと、南光幼稚園では花の日礼拝が行われます。私はもう幼稚園の働きには関わってはいませんが、K姉がずっと幼稚園(6つの園)の礼拝や教師のための学び会を担当しておられます。
 今日は教会から最も近い南光幼稚園で礼拝があり、その後、年長さんが代表して、消防署、交番、そして教会などにお花を届けに回りました。雨模様でしたので、園バスで来てくれて、代表の3人の女の子がお花を渡してくれました。今のところまだ、CSはオンラインで行っているため、「いつでも教会に来てください」とはお知らせできないのが残念ですが、今年も秋には教会のチャペルを使って幼稚園の礼拝ができるでしょうか。せっかく会堂が新しくなりましたので、南光幼稚園にいる間に、一度は教会に来て欲しいなあと思います。

 主の不思議な導きにより、今年度、私は母教会である別府教会の主任牧師とな
りました。勧士(信徒伝道者)の方が住み込んで奉仕をしてくださっているので
すが、必ず牧師が責任者として任命を受けることになっており、私が一年間、主
任牧師の任命を受けました。
 別府教会は、私の両親が1976年4月~2003年3月まで、27年間奉仕
した教会で、私も小学4年生から高校を卒業するまでの9年間を過ごしました。
 5月28日(土)~29日(日)、礼拝奉仕のために久しぶりに参りました。
私が幼い頃は賑やかだった駅前も、今ではずいぶんとさびれてしまった感じがし
ます。日曜日の朝、ホテルから教会まで、懐かしい町を散歩しながら向かいまし
た。昔と変わらないのは温泉が今でも営業されているところでしょうか。残念な
がら、今回は時間がなく、温泉に入ることができませんでした。私たちが通った
南小学校は、隣の浜脇小学校と統合され、名前はそのまま残りましたが、場所は
浜脇小学校があった場所に移っていました。その小学校の前を流れるのが、校歌
にも出てくる朝見川で、その向こうには野生のサルの餌付けで有名な高崎山がよ
く見えました。これが私の中では別府の原風景といったところでしょうか。
 教会はと言えば、私が住んでいたときから2回ほどリフォームして、いろんな
ところがキレイになっていました。庭だった教会の裏の一角には、父が植えたぶ
どうの木が立派に育っていました。秋にはぶどうの実が収穫されるそうです。
 仙台から大分には直通の飛行機がないため、行きも帰りも福岡空港周りでした。
その福岡空港で、帰りに豚骨ラーメンを食べました。美味しかったです。
 今回はあまりゆっくりできませんでしたが、あともう一回、奉仕に行く予定で
すので、そのときは温泉にゆっくりつかりたいなあと思います。
 お祈りを感謝いたします。

別府駅
駅前温泉
不老温泉
父が行っていた永石温泉
朝見川と高崎山
移転した南小学校
別府教会正面
礼拝堂
教会の庭にぶどうの木
帰りの福岡空港にて豚骨ラーメン