2013年10月24日(木)
「サイレント・リトリート」
21日(月)から今日24日(木)まで、太田和師によるサイレント・リトリー トに参加して きました。栃木県那須町にあるベタニア修道女会の聖ヨゼフ山の家
という場所で行われました。山の中の静かな環境の中、多くの時間を沈黙で過ご しました。なかなか一人では静まれないものですが、思いを同じくする方々が与
えられ、本当に豊かなときが与えられました。新鮮な空気をいっぱいに吸い込ん で、心身の疲れを癒していただきました。
2日目の午前の御言葉の黙想のとき、ヨハネ15章が与えられたました。
わたしの内に留まっていなさい。そうすれば、わたしもあなたたちの内に留まっ ている。(フランシスコ会訳)
あの箇所で、「(そうすれば)多くの実を結ぶ」とありますが、これまで、ココ を読むとき、「多くの実を結ぶために、キリストに留まっていなければならない」
と読んできました。そのとおりのことが語られているのですが、それは、自分が 多くの実を結ぶための手段として、キリストに留まることが必要だ、という読み
方でした。しかし、本来、私たちキリスト者にとって、キリストに留まることそ のものが第一の目的のはずです。多くの実を結ぶか否かが一番の問題ではありま
せん。そのことよりも、キリストのもとに留まり、キリストのもとに憩うことが、 何よりもの喜びでしょう。「わたしの内に留まっていなさい」という主の言葉が、
愛の招きとして、喜びの知らせとして心に響きました。
「しかし、私にとっては、神の近くにいることがしあわせなのです」(詩篇73 篇28節)
ちなみに、山の中でしたが、携帯の電波はちゃんと届き、楽天イーグルスの日本 シリーズ進出を娘がメールでちゃんと教えてくれました。
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