2013年8月19日(月)

「夏休み」

 役員会で、「先生ご夫妻とも、ぜひ夏休みを取ってください」と何度も言って いただいておりました。と言っても、上の子は高校3年の受験生、下の子もお盆 の一週間を除いてほとんど毎日のように部活。日曜日の奉仕を考えても、今年は 家族そろっての日曜日をはさんだ休みを取ることは無理、と思っていました。  そんな私たちを見て、教会のある方が、「裕子先生、我が家で良かったら、泊 まりに来ませんか?」と誘ってくださいました。それが現実となり、家内は今日 から2泊3日の予定でM姉宅にお泊まりに行きました。教会から離れ、しばしの 休息のときが与えられました。本当に感謝です。
 私はと言えば、7月28日(日)の役員会で、やはり夏休みを取るようにとの おすすめをいただいたとき、「いやあ、明日から入院・手術ですから、夏休みの ようなものです」と軽口を叩いたのですが、やっぱり、休暇というわけには行き ませんでした。けれども、先週は水曜日の祈祷会をのぞいては集会などがなかっ たため、術後の養生と夏季休暇をかねて、ゆっくりのんびり、ダラダラと家で過 ごしました。高校野球を見て、楽天の試合を見て、頭の中をからっぽにするよう にして過ごしました。また、滅多にないことですが、ある先生から「この本、良 かったですよ」と紹介されて、直木賞作家の辻村深月さんの最近出版された『島 はぼくらと』という本を読みました(右写真)。一般の文学小説を読むのはず いぶんと久しぶりです。おそらく、紹介していただかなければ読むことなどなか ったでしょう。第一、名前さえ知りませんでしたから。でも、とても面白かった です。そして、普段はできないことをすることができているのは、少し気分的に ゆっくりできているからだろうと思っています。この日誌も、ずっと書く余裕な どなかったのが、少し続けて書けているのは、少しゆっくりさせてもらっている からでしょう。
 そういう意味で、先週から今週にかけて、私たちは緩やかな夏休みモードで過 ごしています。今週はもう一つ、お楽しみがあるのですが、それはまた後日記し ます。お祈りを感謝いたします。



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