2015年8月13日(木)

「1年5ヶ月ぶりの石巻・女川訪問」

 今日、あいにく雨が降る日でしたが、昨年の3月11日以来、1年5ヶ月ぶりで石巻、女川方面へ行ってきました。石巻の日和山公園から見下ろす風景は、あまり変わっていないなあという印象を持ちました。続いて向かった女川では、今年の3月に4年ぶりに全線復旧したJR石巻線の女川駅を見てきました。とてもキレイな駅舎で、嬉しくなりました。そのあと、女川の町を見下ろせるいつもの女川町地域医療センターに上りました。女川に来るたびに、いつもココから写真を撮るのですが、ちょっとずつ変化しているのが分かります。今回の一番大きな変化は、震災以来、ずっと横倒しのままになっていた4階建てのビル(江島共済会館)が取り壊されていたことでした。また、盛り土が進み、そこに道路が出来ていました(開通はまだのようでした)。さらに、地域医療センターの2階に、震災の様子を展示した「震災の記憶と記録」というコーナーが設けられていました。震災当時の写真を見て、忘れていたものを思い出すような思いがしたことでした。帰り道、道路の脇に建てられている仮設住宅が何とも寂しい感じがしたことでした。大抵の仮設住宅というものは、辺鄙な、とても不便な場所に建っているものです。それを見ながら、「ああ、まだまだこのようなところで生活をしておられる方々がいるんだ!」ということを改めて認識しました。



 同じ宮城県に住みながらも、時間の経過とともに関心が薄れていきそうになる中で、やはり、実際に足を運んで見ることが必要であるし、大切なんだなあと思わされたことでした。雨の中でしたが、行って良かったです。これからも、復興のために祈り続けたいと思います。



日誌のページに戻る
トップページへ戻る