11時前に終点の久慈駅に到着。もともと、三陸鉄道に乗ることが目的でしたので、久慈では観光をすることなく、すぐに、約1時間20分後に出発する帰りの電車で良い席に座るため、改札のほぼ先頭に並んで電車を待ちました。帰りは3両編成のちょっと立派な車両。JR乗り入れの盛岡行きの電車でした。展望列車の前から2列目、海側の席に座ると、ホームでは“うにすけさん”と“なもみ”(なまはげの岩手版のようなもの)が見送ってくれました。帰りはゆったりとした席で車窓を楽しんでいましたが、宮古まであと2駅というところまで来たとき、車内放送があり、「JR宮古駅で乗り入れるホームが空いていないため、30分ほど停車します」とのこと。「え~っ、ちゃんと時間の計算できてなかったの?」と驚きましたが、“C'est
la vie”(セ・ラヴィ、フランス語で「これが人生さ」)と言いながら、ローカル線ならではの旅を楽しみました。