2014年6月12日(木)

「第32回北日本教職セミナー」


 10日の火曜日から今日まで、北日本教職セミナーが行われました。北海道教区、東北教区、奥羽教区の3つの教区が北日本ブロックとして枠組みされています。この北日本ブロックで、毎年6月~7月に、2泊3日の教職セミナーが毎年行われています。今年は私たちの東北教区が担当となり、いつも9月のクリスチャンミーティングで利用している岩手県金ケ崎にある「みどりの郷」で行いました。東京聖書学院で説教学を教えておられる先生を講師にお招きして、説教作成の学びをいたしました。今回はいつものゆったりとしたセミナーと異なり、事前になかなか難しい課題が出されたこともあり、参加者がずっと減ってしまうのではないかと心配しましたが、ほぼ例年通りの参加者が与えられ、良い学びのとき、また親睦のときが与えられました。講師の先生も途中から、「この北日本セミナーは、牧師相互の親睦・交流も大事な要素なのですね」と理解を示して下さり、当初予定しておられたプログラムを少し変更して、私たちのレベルに合わせたものとして下さいました。ご配慮感謝します。
 講師の先生の真摯な取り組みに感銘を受けながら、多くの示唆を与えていただきました。それぞれの教会で、きっと何かが違ってくるだろうと思います。私も、紹介された書籍をさっそく注文しました。講師の先生の尊いご奉仕に感謝いたします。
 2日目の午後は、いつも親睦のときとしています。今回は世界遺産となった平泉・中尊寺と毛越寺のコース、そして「えさし藤原の郷」の見学コースに分かれて参りました。晴天でしたら新緑がもっと映えただろうと思うのですが、それでも何とか雨も降らず、楽しいときを過ごすことができました。私は平泉コースに参加しました。平泉には、すでに家族でも一度行きましたし、他の方をお連れして2回行きましたので、今回で4回目になります。2011年に世界遺産に登録されてからは初めてでした。何となく毛越寺も以前よりはキレイになった感じがしましたが、平日で雨が心配される天候だったためか、人出はあまり多くありませんでした。中尊寺には、どこかの中学校の修学旅行が団体でやってきて、私たちも写真を撮った金色堂の前で集合写真を撮っていました。ただ、生徒たちは世界遺産にも全く興味がなく、旅行会社の添乗員さんたちに連れ回されている、そんな感じに見えました。私が中学校の修学旅行で奈良・京都の世界遺産を回ったときもそうでしたから、「無理もないよなあ」と思ったことでした。  


 年に一度、北日本ブロックの先生方とこのようにお会いできることを、私は本当に楽しみにしております。北日本セミナーのいいところは、牧師同士がとても仲がいいというか、皆さんいい先生ばかりで、昔から上も下もない交わりがなされていることです。来年は奥羽教区の担当、どこで行われるのでしょうか。今から楽しみです。  
 セミナーに参加されたある先生が、「佐藤先生のブログ、いつも楽しみにして見てるよ。よくそんな暇あるねえ」と言われました。このページは私が編集しているのではありません。教会のある方が引き受けて下さり、いつもこのようにアップして下さっています。自分でやっていたら、とても続きません。奉仕者のお陰で、このように皆さんにいろんなできごとを報告できることを感謝しています。


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