201年11月25日(火)

「第8回全国信徒大会・ちば大会」

 11月24日(月)、千葉県成田市で行われた第8回全国信徒大会に参加しました。私たちの教会からは8名の参加でした。二人の方は前日までにすでに上京しておられ、当日は仙台から6名が朝6時台の新幹線に乗って出かけました。午前10時からの開始でしたが、ぎりぎり10分前ぐらに会場に到着しました。前日からホテルに泊まっておられたH兄が席を確保していてくださり、8名が一緒に着席できました。三沢教会からただ一人参加された、前回大会の実行委員長をされたK兄も一緒に座りました。
 広々とした会場に、同じ日本ホーリネス教団に属する信徒や牧師530名あまりの方々が一堂に会して主をたたえることができたことは、何よりもの喜びでした。おそらく、プログラムの内容がどうだったかということよりも、これだけの者たちが主の御名のもとに一つに集まる、ということ自体に最も大きな意義があるのだと思います。

  午前のプログラムの中で、お楽しみ抽選会があったのですが、5名だけ選ばれる抽選に、私たちの教会のM姉が当たりました。行って良かったですね。
 このたった一日、ほんの数時間のために、何年も前から多くの時間と労力を割いて準備をして来られた実行委員を中心とする方々は、どんなに大変なことだったでしょう。しかし、大会が無事に終わり、皆さんが喜んでおられる姿を見て、すべてが報いられた思いではないでしょうか。奉仕されたことが、きっと大きな財産になったことでしょう。

 私は、初任地が茨城教区の教会と千葉教区の教会の兼牧だったため、それぞれの教会の信徒の方々と再会を楽しみにして参りました。しかし、実行委員長が最後の挨拶で語っておられたように、大会のちょうど一週間前の月曜日、実行委員をもしておられた一方の教会の信徒の方が急死されたとの知らせを受けました。教会の中心的な存在として、駆け出しの私たちも本当に助けられたことでした。失意の中にある教会の方々に声をかけました。主の慰めと支えを祈るばかりです。
 仙台から出席した私たちの教会の皆さんは、きっと誰もが4年前のことを思い出していたことでしょう。みんなで本当によくやったなあ、やって良かったなあ、と。そして、そのわずか4ヶ月足らずのうちに起こったあの大震災のこと。あの大きな悲しみと痛みの出来事を経験した後で、再びこの信徒大会に出席できたことは、感慨深いものでした。次の大会はどこで行われるのでしょう。また行きたい!と思ったことでした。大会を守られた主の御名をたたえます。   

 「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」(詩篇133篇1節)


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