晴天に恵まれた午後、久しぶりに近くの台原森林公園に散歩に行ってきました。新型コロナウイルスへの対応に少々疲れ気味で、気分転換のためにカメラを持ってゆっくりと歩いてきました。この広い公園ならば、「三つの密」の心配もありません。日当たりの良い場所にある桜の木は七分咲きというところでしょうか。小さな池にはメダカを見つけました。こわばった心と体が少しほぐれるような思いでした。
散歩から帰って来ると、テレビで宮城県知事と仙台市長による共同会見が報道され、週末の外出自粛要請がついに出されました。ある程度予想はしていましたが、「ついに来たか」という思いです。今度の日曜日から、ライブ配信による礼拝となります。しばらくの間、この状態が続くのでしょうか。教会の皆さんにお会い出来る日を楽しみにしながら、この大変な時を忍耐しつつ、それでも大切に過ごしたいと思います。きっと、このような時でなければ分からない恵みを主が私たちに見せてくださることと思います。
皆さんの上に、主の守りがありますように。
先週の教団本部で行われた聖別派遣式と教団総会のために、車で上京したこと
を報告しましたが、娘から「お父さん、無事に帰ったことも報告しないと、教会
の皆さんは『無事に帰ってきたのかなあ?』と心配するよ」と言われましたので、帰りの報告もいたします。
19日(木)の午後に行われた聖別派遣式において、私たち夫婦が改めて仙台
南光沢教会と弘前教会に任命を受けました。どうぞよろしくお願いいたします。
20日(金)には教団総会が行われました。新型コロナウイルスの感染拡大の影
響を受けて、遠方から代議員出席は難しく、急遽、インターネットを用いての会
議となりました。Zoom というアプリを用いて行いました。全国の代議員の先生方、信徒の方々のご協力をいただいて、なんとか終えることができました。天候が良く、敷地内の桜の木も咲き始めていました。
総会終了後、午後4時半頃に東村山の教団本部を出発、強風のために車が揺れ
て、何度かヒヤリとしましたが、10時前には帰宅しました。途中、那須高原の
サービスエリで休憩。「白河ラーメン&ぎょうざセット」を食べました。無事に
行ってくることができて良かったです。お祈りを感謝いたします。
会堂建築のほうは少しずつ進んでいます。現在は基礎工事が始まっているとこ
ろです。こちらは屋外ですから、新型コロナウイルスには関係なく、工事が進め
られています。どうぞ引き続きお祈りください。
一週間、主の守りがありますように。
明日19日の聖別派遣式、そして20日の教団総会のために、初めて車で教団本部へ行きました。新型コロナウィルスの感染リスクを下げるために、新幹線を利用するのではなく、車で行ったのですが、長距離運転はあまりしたことがなく、そもそも運転が嫌いな私にとっては、新幹線をやめて車にすることにより、感染リスクは確かに下がったものの、想定される致死率は何十倍も上がったのではないかと思いながら、無事に東村山に到着しました。車で約380キロ、2回の休憩時間を入れて、約5時間半の長旅でした。天気が良くて助かりました。まずは無事についてホッとしています。教会の皆さんに心配していただき、お祈りいただいておりますので、ご報告でした。
今年も3月11日を迎えました。けれども今年の場合は、この日を忘れさせてしまうほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響があまりにも大きいことを実感しています。9年前は、震災後、日曜日ごとに礼拝出席者が増えて行きましたが、今回の場合は、感染拡大の収束の見通しが立たず、ライブ配信の視聴をメインとする礼拝がもうしばらくは続きそうです。旧約の詩人のように、「主よ、いつまでなのですか」と訴えながら、教会員のみんなが安心して礼拝に集う日が早く訪れるようにと願っています。
会堂建築のほうは、先週で地盤改良工事が終わり、この週はその「養生日」ということで、明日から基礎工事に入ります。明日はその最初の「遣り方」(正確に建物の位置を決めるために行う作業のこと)が行われる予定です。作業が行われる日は、随時このホームページでその様子をお知らせいたします。なかなか礼拝に集うことができない方も、このホームページで工事の進み具合を見ていただければと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大により、今日から礼拝の様子を教会員限定で配信し、それぞれの家庭で共に礼拝をささげることができるようにしました。このために、何人かの方々のサポートをいただいて、なんとか初めて、無事に配信することができました。実は昨日の午後から、Wi-Fiの状態が調子が悪く、朝9時過ぎに準備を始めたときには、インターネットが途中で途切れてしまうことがあり、礼拝中に中断してしまったらどうしよう、と心配したのですが、なんとか無事にお届けすることができました。
記録によると、配信中は21の接続数があったということで、そのうちの一つは、後ろの部屋で受付をしながら配信が途切れないかスマホで確認しながら礼拝をささげてくれていた娘の視聴でした。また、築館教会でも、今日は仙台の礼拝を同時に視聴しながらささげたということでした。また、教会の方からは、普段は礼拝においでになれないご家族と一緒に礼拝をささげられたという方も何名かおられ、報告をしてくださいました。「さながら“ファミリー礼拝”のようでした」とコメントを送ってくださった方もおられました。
教会に集えないことは辛いことですが、このような形でなければ礼拝の空気を味わえない方々が、教会の礼拝の空気に共に包まれるという、予想もしていなかった恵みがそこにありました。それはそれで嬉しいことです。
この新型コロナウイルスの影響はいつまで続くのでしょう。全く先が見えない状況ですが、決して変わることのない主のいつくしみに支えられて、歩みを続けたいと思います。きっと、新会堂が完成する頃には、みんなで礼拝に集うことが許されていることでしょう。その意味では、この困難な時間をも大切にしながら、そこに隠れている主の恵みを味わいつつ、このときを過ごさせていただきたいと思います。
皆さんどうぞお元気で。
昨日(2/29)、新型コロナウイルスの感染者が仙台でも出たということで、私たちの教会でも急遽、礼拝のライブ配信をしようと準備したのですが、パソコンなどの設定のトラブルがあり、配信できませんでした。この非常事態にあたり、事前に緊急連絡で教会の方々に対して、決して無理をせず、インターネットなどを用いて自宅にて礼拝のときを過ごすことをお勧めしたこともあり、今日の礼拝は通常の半分以下、22名の出席者でした。分散されたことにより、心配されている「濃厚接触」のような集まりにはならず、今日はこれで良かったなあと思いました。一日も早く、皆さんが安心して礼拝に集うことができるようにと心から祈っています。
午後、Sさんの洗礼式がご自宅にて行われました。体調のことがあり、今は礼拝に集うことが難しいため、ご家族に見守られてご自宅での洗礼式となりました。洗礼の前の試問にもハッキリとした口調で答えられ、受洗後のご家族からの「今の気分はどうですか?」という質問に、「最高だね」と笑顔で答えられました。先週、90歳を迎えたSさんですが、これまでの時間をかけたご家族の切なる祈りに主が答えてくださって、この日を迎えることができました。ご家族にとっては夢のような出来事であり、主の驚くべきみわざを見せていただいた日となりました。感謝です。
また、お祈りいただいております新会堂建築ですが、いよいよ明日から工事が始まります。約8ヶ月の工事となります。10月下旬の完成予定です。工事の全行程が守られますように。新会堂での礼拝を待ち望みつつ、続けて祈っていきたいと思います。
いつもお祈りとお支えを感謝いたします。
北海道教区・芽室教会の名誉牧師・児玉正人先生の葬儀に参列するため、11
日から12日にかけて帯広へ行ってきました。11日は夜8時半頃に帯広駅に着
きましたが、空気が凍っている感じでした。仙台とは、寒さが2段階ぐらいレベ
ルが違う感じでした。それでも、帯広でも今年は暖冬、ということでした。
12日の午前10時からの告別式を前に、帯広の隣りの芽室町にある芽室キリ
スト教会に行ってきました。葬儀の準備でお忙しいでしょうから、先生方には声
をかけず、教会堂を外から眺めるだけでしたが、実際にこの目で様子を見て、体
感するということは大切だなあと思ったことでした。教団の任命に従い、このよ
うな厳しい環境のもとで主と教会とに仕えておられる先生方がおられることを思
うとき、本当に頭が下がる思いでした。
葬祭会館は西帯広という駅が一番近いのですが、時間が早いため、25分くら
いかけて会館まで駅から歩いてみました。歩きながら気づいたことは、私のよう
に道路を歩いている人がほとんどいない、ということ。この寒さですから、皆さ
ん車で移動するのが当たり前なのでしょう。黒いコートを着て、リュックを背負
って歩いている私の姿は、地元の人の目には不審者のように映ったのではないで
しょうか。駅から会館まで、歩いている人には一人も会いませんでした。
葬儀では、郷里伝道を志し、教団に願い出て開拓伝道をなされた児玉先生の生
涯が語られました。神に遣わされて何十年とその地に留まり続け、福音を伝え続
けた尊いご生涯のゆえに、主の御名をあがめました。教会がココに建っていると
いうだけで、立派な宣教のわざであるということを強く思わされました。
児玉先生のご葬儀に参列できたこと、久しぶりに隠退された北海道教区の2組
の老先生ご夫妻にお会いできたこと(北日本ブロックセミナーではいつもご一緒
でしたので)、芽室教会を見ることができたこと、冬の北海道を体感できたこと、心に残る旅となりました。
先月に続き、9日は弘前教会での礼拝奉仕でした。1月は雪はほとんど積もっていませんでしたが、数日前から急に降り出したということで、土曜日の夜に弘前に着いたときには、駅前のロータリーは雪で覆われていました。
今朝、ホテルの部屋の窓から外を見ると、写真のとおり、街は深い雪に覆われていました。在来線は運休もあったようで、さすがに今回は前日から来ないと礼拝に間に合わなかったのではないかと思います。
教会に着くと、すでに教会の方々が来られて雪掻きをしてくださっていました。昨日も午前中、午後、夕方と3人の男性がそれぞれ雪掻きに来られたようですが、一晩のうちにまた何十センチも積もってしまったようです。これが弘前の冬であることを実感しました。
今日は聖餐式礼拝の後、午後は教会総会でした。常駐牧師がいない一年がまもなく終わりますが、ここまで守られていることを感謝しました。教会の方々が、みんなでなんとかして教会を守ろう、支えようとしてこられた結果だと思います。
大雪の弘前教会での奉仕で改めて教えられたことは、教団の任命を受けて、それぞれの牧師たちが様々な困難を受け止めながらそこに留まり続けていることの尊さです。どこのほうが大変で、どこのほうが楽だという比較など出来ないことでしょう。しかしながら、一晩のうちに何十センチも積もる雪を前にして、厳しい環境で奉仕しておられる方々に頭が下がる思いです。神の豊かな祝福があるようにと祈ります。
仙台教会の会堂建築は、業者選定作業が大詰めを迎えています。なんとか3月上旬に着工できるようにと願っています。いつもお祈りをありがとうございます。
今日は弘前教会での奉仕でした。1月と2月は雪が心配ということで、教会でホテルを取ってくださり、土曜日から弘前に行きました。が、ニュースでも流れているように、今年は異常なほどに雪が少なく、道路にもほとんど雪がない状態 でした。今朝は弘前は快晴で、雪をかぶった美しい岩木山を見ることができました。牧師が不在のため、信徒の方々で礼拝前に雪かきをしなければならないので すが、今年は雪が少ないために助かっている、とのことでした。いつものように、 礼拝、午後の信徒会、役員会を終えて帰って来ました。いつもお祈りを感謝いた します。
新しい年を迎えました。仙台教会では、今年は元旦礼拝を行わないことになりました。そこで、私は兼任しております弘前教会の元旦礼拝の奉仕に行ってきました。いつもクリスマスやイースターなど、大切な日曜日には絶対に行くことがで きず、弘前の方々に寂しい思いをさせておりますので、せめて、仙台で礼拝奉 仕がない、元旦礼拝ぐらい行って差し上げたいと思い、実現しました。
いつもはその日の始発の新幹線で行くのですが、冬の期間は前日から行くこと になります。昨日の大晦日の夜に弘前に参りました。弘前は雪景色でした。教会 のすぐ近くのホテルに泊めていただきました。そのホテルの近くには、写真にあ りますように、日本キリスト教団弘前教会があります。この教会は、明治時代の 初期に設立された東北最古のプロテスタント教会で、初代日本人牧師は、中田重 治の恩師である本多庸一です。中田重治も幼い頃、母や兄たちとこの教会に通っています。この古い建物は県の重要文化財に指定されていて、平日の昼間は教会の中に入って見学することもできます。以前、昼間に訪れたことがありますが、今回、夜のライトアップされた姿を見ることができました。
弘前では、今日(元日)の朝も雪が降っており、ホテルの9階のレストランからは雪に覆われた街を眺めることができました。弘前では、この程度の雪はまだ「かわいいもの」ということで、皆さん元気に礼拝においでになりました。お正月ということもあり、離れて暮らすご家族が帰省されていて、普段の倍近い、26名の礼拝でした。常駐牧師がいない中で、この一年も弘前教会の礼拝を主が祝福してくださるようにと願います。
仙台では、いよいよ会堂建築へと進みます。少し、予定が遅れており、着工は3月にズレ混みそうですが、主が一歩一歩を導いてくださるようにと皆で祈っています。いつもお祈りとお支えを感謝いたします。