私は先週20日(水)に37度台の発熱があり、その日のうちに熱は下がったのですが、今のこの時期ですから、一応、新型コロナウイルスを疑って、今日の礼拝は会堂では私たち夫婦だけの奉仕としました。おそらく、二人だけの礼拝というのは結婚してから初めてのことと思います。急遽、裕子さんに奏楽をしてもらって、なんとかライブ配信ができました。
 今月初めに、娘から「お父さんは会衆がほとんどいない中での説教は辛いなぁとか思う?」とLINEで尋ねられました。それに対して、「みんながいたほうがもちろんいいけど、それほど辛いとは思わない。みんな、ネットの向こうで聴いているから」と返事をしました。そう答えたとおり、インターネットの向こうで、教会の皆さんが熱心に聴いていてくださる、もしかしたらこれまで以上に、礼拝に集中して聴いていてくださる、と私は思いながら、その皆さんに届くようにと願いつつ、カメラに向かって語っています。きっと、このスタイルだからこそ届くメッセージがあり、届く方々がおられることと思います。それを思うと、今のこの制限がある礼拝も、主の大きな御手に守られて行われていると思います。
 礼拝後、少し晴れたので、新会堂工事の写真を撮りました。屋根ができると、建物の大きさを感じます。先週金曜日には、本間総合計画の方々が屋根にまで登って細かくチェックをしておられました。私たちが出来ないところ、厳しい監理をしてくださっているので、とっても助かります。事故などないように、どうぞお祈りください。

正面
本間総合計画のチェックも入念に(教会の2階から見た景色)
アパート側から見て。大きい!

 教会の皆さんにご心配いただきましたが、私の体調は大丈夫です。発熱以外は症状はなく、咳もなく、胸の痛みもなく、味覚障害もありません。今日も平熱で過ごしております。ただ、皆さんもそうだと思いますが、夜の眠りが浅いようで、身につけているスマートウォッチのデータがそのように伝えてくれています。皆さんもどうぞお元気でお過ごしください。

マラソンをするまで元気になりました!

 私たちの教会では、緊急事態宣言が解除された後も、もう少し感染状況を見て、6月に入ってから、礼拝の再開について検討しようと役員会で話し合っています。ですから、再開時期についてはまだ決まっていません。
 そのためにも、毎週のライブ配信が守られるようにといつも祈っております。分散した形で、教会においでくださるのは全く問題ありません。お待ちしております。教会でお会いできる時まで、教会の皆さんもどうぞお元気でお過ごしください。

新たな掲示が貼られました

 先週、宮城県は緊急事態宣言が解除されましたが、礼拝は引き続きYouTube配信によるオンライン礼拝となっています。今日は礼拝後、弘前教会の有志の方々とZoomにて久しぶりに挨拶ができました。皆さんお元気そうで良かったです。
 会堂工事のほうは基礎工事が終わり、いよいよ柱などを建てる工事に移ってい
ます。大きなクレーンが入り、柱を建てています。今までは平面でしたが、柱が
立ち始めることによって、急に建物の大きさを感じるようになりました。これか
らが楽しみです。作業をされる方々が落下したりなど、事故やケガがないことを祈ります。
 いつもお祈りを感謝いたします。

 今年の連休、皆さんはいかがでお過ごしでしょうか。例年以上に、街が静かで
すよね。昨日(4日)は、教会独自の「静まりの集い」をZoomを利用して行いました。当初6月6日(土)にO先生をお迎えしての「仙台・静まりのリトリート」が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で9月に延期となりました。そこで、私たちの教会だけで、Zoomを利用してならできる!と思って行いました。最近、学校に行くことができない子どもたちのために、Zoomを利用しての合同の自習を行う場があると聞きましたが、同じような考え方で、それぞれの自宅で、一緒に静まりの時を持つ、というスタイルでした。すでに、毎週水曜日の祈祷会はZoomを利用していましたので、全く問題なく行うことができ、グループに分かれての「分かち合い」の時を持つことができました。また次の機会があれば行いたいと思います。
 そのような中、3月以降二ヶ月が過ぎ、疲れが少したまっていたのでしょう。
日曜日の礼拝が終わってから、眠くて眠くて、昨夜は早く床に就き、10時間ぐ
らいぐっすりと休みました。やっと元気になったかな、という感じです。健康に
は気をつけていて、昨日も「静まりの集い」が終わった後、夕方、近くの遊歩道
を軽くジョギングしました。買い物に行ったときは、家内が買い物をしている間
に近くを30分ぐらいかけてジョギングし(というよりも、ジョギングとウォー
キングの中間、スロージョギングと言うそうですね)、買い物に行かないときは
教会の近くの広い道路の歩道が広々ととってあるため、そこをスロージョギング
しています。この連休中、わりと多くの方が走ったり散歩したりしていました。
これから青葉が美しい季節、せめてジョギングぐらいは伸び伸びとしたいですね。
 いつもお祈りを感謝いたします。元気に過ごしています。

近くの遊歩道をスロージョギング
今日はスーパーの周りを!

 私たちの新会堂の設計、監理をしていてくださる本間総合計画の代表の本間貴史さんがまもなく本を出版(ココをクリック!)されるということで、昨日、それをプレゼントされました。以前もご紹介しましたが、テレビ朝日系列の番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』に「匠」として何度も出演したことのある本間さんが、「建て主さんの思いを徹底して追求する建築家でありたい」という熱い思いで取り組んで来られたCM分離発注方式の建築方法について紹介されています。途中、マンガによる解説もあってとても読みやすく、また私たちが1年以上にわたってお話をお聞きしてきた内容でしたので、とても興味深く読ませていただきました。
 設計をお願いするようになった最初の頃は、初めて聞く「CM分離発注」という言葉に、分かったような分からないような感じで、こちらにとって得なのか、そうでもないのか、疑問を持ちながらのスタートでした。何度も設計を練り直し、協議を続け、CM分離発注を行い、施工業者と総工費を決定していく過程で、最初に言われていたとおり、「価格の透明化」という意味では、何がどのようにかかって、どのようにすると減額されるのか、透明すぎるぐらいハッキリと分かり、「言われていたとおりだ」と思ったことでした。この本に書かれているとおりのことを経験してきた私にとっては、まだ工事の途中ですが、「CM分離発注にしてよかった。本間さんにお願いして良かった」と思っています。特に今、工事の進捗状況について、建て主に代わって監理を担っていてくださる本間総合計画のスタッフの方が、実に厳しい目でチェックを行い、それを私たちにも毎日のようにメールにて、写真付きで報告してくださっています。それがこのホームページの「新会堂建築工事日誌」としてアップさせていただいております。
 そして今朝、河北新報の朝刊に、「本間さんの記事が載っていますよ」と教会員からメールが入りました。本間総合計画は中国・上海にも事務所があって、中国で設計を手がけているそうなのですが、その中国でも、日本の『大改造!!劇的ビフォーアフター』にマネた番組があり、そこにも何度か本間さんが出演したことがあるそうです。昨年、認知症を患う80代の母親の徘徊や暴力に悩む家族からの依頼で自宅をリフォームするお手伝いをする様子が放映されました。その番組を見て感銘を受けていた中国の篤志家が、新型コロナウイルスの感染に苦しむ日本の国に何をしたい、留学時代にお世話になった日本に恩返しをしたい、と申し出られ、テレビ局をとおして本間さん宛てにマスク3万枚を贈られたということでした。建築をとおして受けた善意を「高齢者の方々を感染リスクから守るために役立てて欲しい」と思い、本間さんは仙台市老人福祉施設協議会にそのマスクを寄付された、という記事が写真付きで掲載されていました。私の母も、特別養護老人ホームにお世話になっておりますので、回り回って助けていただいているのでしょう。
 本間さんにまつわる二つの話、新型コロナウイルスのことでいつも頭が一杯の中、嬉しいニュースでした。どのような新会堂ができあがるか、楽しみにしたいと思います。いつもお祈りを感謝いたします。

 今日から、木曜祈祷会が再開しました。もちろん集まることは出来ませんから、礼拝と同じように、YouTubeを利用してのライブ配信となりました。
 この木曜祈祷会は、女性たちを中心にいつも10名ほど集まっていました。分かち合いをし、み言葉に聴き、共に祈ることを中心にしてきました。今日も、その3つのことを中心にして、集会が進められました。私は最初のセッティングだけをして、集会中は自分の書斎で仕事をしながら、YouTubeから流れる音声を聞いておりました。単なる一方通行の集会ではなく、事前にいつも出席者から寄せられた近況や祈祷課題などを紹介することにより、しばらく会うことができないでいる女性たちの交わりの場、安否を確認し合う場となり、なんだかラジオ番組で視聴者からのおハガキを読んでいる感じがしました。写真に映る裕子さんは、さながら“DJヒロコ”という感じでした。
 残念ながら、プライバシーのことがありますので、私たちの教会以外の方には動画をお見せすることは出来ませんが、このような形で木曜祈祷会を再開することが出来たことをとても嬉しく思いました。状況が厳しくなっても、様々な知恵や方法が与えられるものですね。主に感謝します。

「皆さんこんにちは(^^) お元気でいらっしゃるでしょうか」

 イースターの朝、一ヶ月ぶりにCSを再開しました。インターネットのビデオ会議システムを利用して、教会とそれぞれの自宅をつないで行いました。モニターとして、我が家の少し壊れかけたテレビをチャペルに下ろし(もう一台ありますので大丈夫です)、パソコンとつないで大きな画面で顔を見ることができました。途中、インターネットの状態が不安定で、画像が止まったりしましたが、なんとか最後まで続けることができました。
 その後、いつもの時間にイースター礼拝。今年は教会では3人だけでしたが、インターネットを通じて、多くの教会の方々、あるいは普段はおいでになれないご家族の方々も加わっての礼拝でした。また、築館でも、そして先週からは弘前でも、インターネットを通じて合同の礼拝となっています。毎週、途中で途切れないだろうか、音声がちゃんと通じているだろうかと思いながら礼拝を続けていますが、今日も無事に配信することができました。
 このようなわけで、チャペルは今や“南光沢スタジオ”みたいな感じになっています。CSのためのテレビは礼拝の動画配信のときは死角になるため映っていません。ですから、しばらくはずっとこのままです。
 午後、イースター祝会の代わりに、ビデオ会議システムを利用して、有志による交わりの時を持ちました。東京や福島からも参加があり、久しぶりに顔を合わせて、近況を分かち合うことができました。なかなか楽しかったですね。
 関東ほどではありませんが、仙台でも感染者が増えてきました。一週間、皆さんが守られますように。復活の主の恵みが豊かにありますように。

大きい画面なので、皆さんの顔がよく見えます♪
南光沢スタジオ

 今日は聖受難日。ある方に教えていただいて、バッハ・コレギウム・ジャパンの「ヨハネ受難曲」の演奏をYouTubeで見ることができるとのこと。3月にヨーロッパに演奏旅行に行ったものの、新型コロナウイルスの影響で無観客演奏になり、そのケルンでの演奏を無料公開しています。
 このバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督であり、指揮者でもある鈴木雅明氏は日本だけでなく、世界的なチェンバロ奏者であり、バッハの曲の演奏は世界的な評価を得ています。敬虔なキリスト者で、所属する東京恩寵教会では、たびたび音楽講演会を開催しています。
 毎年、この聖受難日には東京で「マタイ受難曲」の演奏会が行われますが、今年は中止となりました。鈴木雅明氏のツイッターには、演奏会の延期と「ヨハネ受難曲」がYouTubeで聴けることを知らせるツイートがなされ、「この素晴らしい音楽によって、苦しい中にも、少しでも慰めが見出されますように!」と書かれていました。
 いつも私は「マタイ受難曲」ばかりを聴いていて、「ヨハネ受難曲」はリヒターのDVDで数回聴いたぐらいで、字幕をちゃんと見ながらしっかりと聴いたのは初めてでした。多くのアリアやコラールが歌われる「マタイ」ほどの壮大さはないのかもしれませんが、「ヨハネ」も素晴らしい。これまで、古楽器によるバッハ演奏は今一つの感じがしていましたが、聴いているうちにその違和感も消え、その熱演に引き込まれていき、最後には立ち上がって拍手を送りました。無観客演奏でしたが、ネットの前の視聴者たちはきっと盛大な拍手を送っていることでしょう。ちなみに、チェンバロの演奏は鈴木雅明氏の息子さんの優人氏で、今はバッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者を務めておられます。
 もう受難日が終わってしまいますが、皆さんも一度いかがでしょうか。無料でこれが聴けるなんて(YouTubeで「バッハ・コレギウム・ジャパン」を検索し、フィルターで「アップロード日を選択すると、一番上に出てきます)。日本語の字幕があります。この字幕もとても良くて、私が持っている『J・S・バッハ声楽全集』の訳よりもずっといい。
 新型コロナウイルスのことに心が奪われる日が続いていますが、心に残る受難日を過ごさせていただきました。

 今年も、洗足日を迎えました。毎年、最後の晩餐の夜に合わせて、聖餐式を行う祈祷会を持ってきましたが、今年は聖餐式は行わず、また礼拝と同じくライブ配信による洗足日祈祷会となりました。
 この日に合わせて、新会堂から使う予定であった聖餐卓をこれまでの説教卓に替えて設置しました。これは閉鎖となるドミニコの家から譲り受けてきたものです。辻堂教会に倣って、説教卓を兼ねる聖餐卓になります。これは、あの最後の
晩餐の夜、主イエスが弟子たちにパンとぶどう酒を分け与えられた同じ場所で、福音を語られたことから、このようにされたということでした。とても存在感のある聖餐卓ですが、これまでの狭い説教台とは異なって、聖書などを置くスペー
スが広く、説教者としてはとても使いやすく感じました。
 今日は残念ながら、聖餐式を行うことは出来ませんでしたが、新会堂が完成したときには、この場所で説教を語り、また聖餐式を行うことになります。早くその日が来るようにと願ってやみません。
 ライブ配信のおかげで、普段は洗足日祈祷会に出席できない方々もその恵みにあずかることが出来たとの嬉しい知らせが寄せられました。厳しい状況のただ中にありますが、考えてもいなかった恵みが様々なところにあることを思い、主の
御名をあがめます。
 明日の受難日、主イエスの十字架の恵みを深く味わいながら過ごすことができますように。

 新型コロナウイルスが猛威を振るい、仙台でもついに週末の外出自粛要請が出されました。これを受けて、私たちの教会では、3月8日からすでに礼拝のライブ配信を始めていましたが、今日から完全にインターネット礼拝に切り替えました。教会には私たち夫婦と、奏楽奉仕者だけ来ていただき(これならば「三つの密」は避けられるのと、接触感染も細心の注意を払っていますのでリスクは低いだろうとのことで)、3人だけの礼拝となりました。
 ご近所の方々も気にしておられるだろうと思い、外の掲示板にはインターネット礼拝に切り替えたことを知らせる案内を掲示しました。新来者の方が間違って来ないように、玄関には鍵をかけての礼拝となりました。
 今日からは、仙台教会と築館教会に加えて、弘前教会の方々もこちらのライブ配信による礼拝となりました。まさかこのような形で、合同礼拝がなされるようになるとは考えてもいませんでした。
 たくさんの不自由なことがありますが、それでも良いこともあります。普段の礼拝にはなかなか来られない方、あるいは教会員のご家族などが、このような形で一緒に礼拝にあずかることができることです。これは、このような非常事態に遭って、強いられるようにして対応した結果生まれたものです。牧師というものは保守的で、頭の固い人種ですが、時代が大きく変わる中で、教会が福音を届けることにおいて、このような形、スタイルもあることを教えられている思いがいたします。今は、たとえどのような形であっても、新型コロナウイルスの脅威に押しつぶされそうになっている私たちが、主の恵みによって生かされ、支えられるように、そのことを願ってやみません。
 このような礼拝スタイルが、いったいいつまで続くのでしょう。70年も続いたバビロン捕囚の民の苦しみを思いながら、早く教会でみんなで集まる礼拝をささげたいと思います。主がしばらく続くであろうこの忍耐の時を支えてくださいますように。皆さんどうぞお元気で。

 今日、外の掲示板(ガラス戸)に新しい掲示物を貼りました。その内容は、「 宮城県および仙台市からの外出自粛要請を受けて、私たちの教会ではしばらくの期間、日曜日の礼拝はインターネット(限定配信)による礼拝となります。 」です。
 教会近隣住民の中には、教会がクラスタ-発生源になることを心配する方々もおられるようです。また、掲示した先からこの「お知らせ」を、遠目に読んでおられる方々もおられました。やはり関心度は高いようです。皆さんに安心していただけますように。

左から「ゲンキ・キッズ・クラブ」「集会案内」「ネット礼拝のお知らせ」

皆さん、明日、礼拝でお会いしましょう。お元気で。