「木曜祈祷会」

カテゴリー 佐藤牧師の日誌

 この木曜祈祷会は、最初の時間は交わりのコーナーとして、出席者から寄せられるメールやFAXなどで、証しや祈祷課題などを分かち合います。プライベートな事柄も話され、共有されるため、これは限定配信にしており、さらに、「私も出席します」とハッキリと意思表示された方だけにURLを送るようにしています。そのような中、少しずつ、「出席したい」と申し出られる方が増え、今日からまた新しく一人が加わり、今では毎週20名ほどの方がこの木曜祈祷会に出席しておられます。かつてはお仕事の関係で祈祷会に全く出席できなかった方々が祈りの輪に加わることができていること、厳しいコロナの状況にあっても、祈りにおける交わりがなされ、それが広がっていることに、主の不思議な導きと働きを覚え、御名をあがめます。
 その木曜祈祷会ですが、これがとってもいいんです。この集会は私の担当ではなく、裕子牧師の担当です。今はライブ配信のため、最初から最後まで、裕子牧師がひとりで話します。まるで、ラジオのDJのように、皆さんからのメールyはFAXを紹介し、その後、メッセージを語ります。写真にあるように、小会議室をスタジオのようにして機材を設置して、ココから配信をしています。今では、アシスタントとしてK姉が配信のためのサポートをしてくださっています。
 今日の木曜祈祷会は、4月に召された方々のことを思いながら、裕子牧師から思い出が語られました。4年前、4月20日にO兄が急逝され、その2日後の4月22日にK兄がやはり急逝され、葬儀が続いたことを思い出しました。その一年後、やはり4月22日に、この木曜祈祷会にもずっと出席しておられたT姉が召されました。そのT姉のことを偲び、ご葬儀で女性会の方々が賛美された「ごらんよ空の鳥」(カトリックの典礼聖歌集)を今日は歌いました。

 「ごらんよ空の鳥」

1.ご覧よ 空の鳥 野の白百合を
  蒔きもせず 紡ぎのもせずに 
  こんなに小さな いのちにでさえ 
  心を かける父がいる

  友よ 友よ 今日も 讃えて歌おう
  すべてのものに しみとおる 
  天の父の 慈しみを

2.ご覧よ 空の雲 輝く虹を
  地に 恵みの雨を 降らせ
  鮮やかに映える
  どんなに苦しい 悩みの日々にも
  希望を 注ぐ父がいる

  友よ 友よ 今日も 讃えて歌おう
  すべてのものに しみとおる 
  天の父の 慈しみを

 https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20200824/5433/
 (聖心女子大学聖歌隊による合唱)

 この賛美は、女性会がことある毎に歌ってきた賛美ですので、T姉のことを思い出しながら、ライブ配信をご覧になった女性の方々はきっと涙を流しながら歌われたことでしょう。
 私も自分の書斎で木曜祈祷会を視聴しながら、「インターネットとおして、このように祈りの交わりが与えられていることは感謝なことだなあ」と改めて思わされました。それで、このことを皆さんに紹介しようと思いました。限定配信のため、外部の方には申し訳ございません。南光沢教会の方でご希望の方は、どうぞお申し出ください。